「くろい読書の手帖」 後藤繁雄
本はサヴァイヴァルするための「道具」であり、また「くろい」(黒い・暗い・冥いなどのニュアンスと、錬金術的な「黒=死→再生」という気持ち)なものであるという彼が扱う本のジャンルはとてもひろい。『メイプルソープ』『キッチン・コンフィデンシャル』『タルコフスキー映画』『ポルノ』『海辺のカフカ』『マルセル・デュシャン』など。ジャンルが違ってよく分からない本も後藤繁雄というフィルターを通すとなんとなく分かるようになっておもしろい。
ちなみにかれの本との出会いはタイトル買い。初めて買った本は『天国でブルー』、その次は『太陽は笑っている』『トランスパランス』。どれもいろんなジャンルの人との対談集。
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