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2005年6月 7日 (火)

マテリアル考

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またまたサローネのカタログから気になるものを発見。スウェーデンのデザイナー Patrik Pettersson とオーストラリアのデザイナー Ross Didier。
Patrik Pettersson の「MATERIAL COMBINATION」は樹脂が細いラインになって組み込まれている木製のテーブル。こうした樹脂のコンビネーションものは以前にもThomas Overthun の「ENSEMBLE」とかあるわけですが、この「MATERIAL COMBINATION」は暗めの木に細く入った蛍光色っぽい樹脂が、カーテンの隙間から入った光線が映ったようなちょっと不思議な見え方をしている。
Ross Didierの冊子で気になったのは「Obelisk」というソファと「Udder Chandelier」という照明。「Obelisk」は側面は直方体が30°程度傾いたような姿だが座面は水平にえぐられていて目の錯覚をおこしそうな構造。やわらかそうな直方体部分にすごくソリッドな板金を曲げたような脚がついている。「Udder Chandelier」はその名の通り、牛のお乳のシャンデリア。怖いけどランプシェードとしての光の透過の仕方はきれいかも。(designboomというwebにきれいな写真が載ってるみたい…)
うーん。マテリアル・コンシャスな時代なのかな。最近、形状はむしろシンプルでも、素材の妙でみせたり、絶妙な触覚をもたらしたりというモノは多いですね。で、会社の本棚でいい本を発見(いつ入ってたんだろう?)。「MATERIAL WORLD」と「PLASTIC」。どちらも素材について紹介した本でデザイナー向けでわかりやすい。「PLASTIC」はその素材を扱うメーカーも載っている(例えばELEKTEXならサム・ヘクトの作品と一緒に素材の説明があり、メーカーの連絡先が載っている感じ)。ちょっと前にでた本みたいですがおもしろい。自分でも欲しいなと思って調べたら「PLASTIC」の著者CHRIS LEFTERI は「GLASS」や「WOOD」という同様の本も出している様子。読みたいな。
もちろん素材からデザインが生まれるのは本末転倒だけれど、素材を知っておけば自分の作りたいものを実現する時に方法が広がると思う。かなり真剣に読んじゃいました。

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Material World: Innovative Structures and Finishes for InteriorsPlastic: Materials for Inspirational Design (Materials)Glass: Materials for Inspirational Design (Materials for Inspirational Design S.)Wood: Materials for Inspirational Design


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