デザイナーの工場見学
工業製品には機能表示とかどんなものでもたいてい印刷がほどこされています。で、昨日は自分のデザインしている製品の印刷の色確認に印刷メーカーの工場に行ってきました。メインの仕事は調色してもらった色を試し刷りしてもらい、色のチェックすること。自然光に近い照明(演色性の高い照明)の下で見て「もっと青みを上げてください」とか「明度はこの程度でもっと彩度を下げてください」とか言って意図に合うまで何度も調色してもらいました。
せっかく工場に来たのだから、と印刷メーカーの方が工場内を案内してくれたのですがおもしろいのなんのって。グラビア印刷もやっているメーカーで、ペットボトル周りのフィルムのようなものを印刷している工程を見せてもらいました。いくつものシリンダー型の印刷版が回って1シリンダー1色を刷るようになっていて、1分に50mのスピードで黒、ミドリ、黄色…、とどんどん刷られていました。圧巻。またシリンダー状の印刷版を作成する工程も見せてもらったのですが、いくつかの方法のうちの1つはダイヤモンドの針で金属をひっっかいて版をつくるというもので、1秒間に8000回ひっかくそうです。どういうスピードなんだ。マイクロスコープでそのひっかかれたものを見たら、菱形の凹みがきれいに整列していました。顕微鏡で生き物の細胞を見た感じとそっくり。
身の回りにどうやって作られているのか不明なモノが増えつつある昨今ですが、工場見学は大事ですね。
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