佐藤雅彦研究室展@GGG
| プチ哲学 佐藤 雅彦 by G-Tools |
| イメージの読み書き(全3冊) by G-Tools |
佐藤雅彦研究室展を見た。佐藤雅彦さんといえば著書『プチ哲学』にもあるように、世の中の法則や概念を引き出してきてそれを視覚化する活動で有名。今回の展示内の「デジタル」「整列」「レイヤー(積層)」といったよく知った概念を新しい造形表現におとしこむ様はとてもおもしろかった。
中でも興味深かったのは「図を文章で表す」というものとその逆の「コトバを図で表す」という試み。前者は円や三角や直線が組み合わさった図について「まず円を書き、その2cmくらい上に水平線を引きます…」というように説明し、文字だけを読んでもその図が描けるような文を原稿用紙半分以内に表すというもの。後者は「上昇」というコトバにたいして上昇を表すシンプルなラインドローイングを描くといったようなもの。私達が何気なく使うコトバとその認識について深く考えさせられる。後者の「コトバを図で表す」については『イメージの読み書き』という本にまとめられている。写真はそのカバーについていた「マヨネーズ」という図。なるほど!
こうした世の中の法則を引き出してきてそれを視覚化するってまさに「デザイン」そのものだと思う。「冷蔵庫のドアにメモを貼付ける」という風景からドアがメッセージボードになった冷蔵庫がデザインされるように。
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