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2005年12月30日 (金)

新ライター登場→プロダクトデザイナー

最近知ったのですが、複数人でやるブログをシェアブログって言うらしいですね。

ところで、今年ももう終わりですが、デザブロのライターを増強します。
プロダクトデザイナーが一人加わります。
来年もデザブロよろしくお願いします。
よいお年を。

--------------------プロフィール--------------------
高校、芸大でデザインを学んだ後
サングラスとかのデザイナを経て
携帯電話のデザインに従事しながら早五年。

持論で人を共感(洗脳)させてるつもりの
メーカーに巣食う生臭坊主。

柔道初段。

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2005年12月27日 (火)

マッタリと今年も終わりです

department今日は午前中D&Departmentへ。

最近出たD&Departmentの本「LONG LIFE STYLE 01: D&DEPARTMENT PROJECT 2003-2005」の途中の段階の出力が壁に張られてた(写真)。
Cafeでランチして行こうかとも思ったが
仕事を抜けて出て来ていたので
さっさと帰社。
(本当の目的はその近くにあるリンドバーグっていうバイク&本屋。
ここほど、車関係の書籍が揃っている所はないんじゃないでしょうか。)

D&DEPRTMENTのカフェは平日のお昼前ということもあるが、お客さんは一組のみ。
これぐらい空いている所で
時間を気にせずマッタリとお茶しながら仕事したいもんです。

マッタリと言えば
トヨタから出たミュージックプレーヤー。

ネットのニュースで
「トヨタ、iPodに対抗?」という記事のタイトルだけちらっと見た記憶があり、
てっきり、トヨタが携帯オーディオプレーヤーを出すもんだと思ってた。
普通に考えれば、トヨタなんだから車に決まってんだけど、
すっかりダマされた。

御存じの通り、トヨタのミュージックプレーヤーの正体は新しい「bB」。
つまり「ミュージックプレーヤー」って言うのはキャッチだったわけね。
納得。

コンセプトは「移動式クラブ」。
音×光×まったりの変化球勝負

いんじゃないですかね、コンセプトは。
それなりに売れそう。
世間ではiPodがバカ売れしてて、
車もiPod対応な車種が増えてきていたり、
iPod対応カーナビが続々と出ている事を考えると、
出てきそうな車ではありますね。

ただ、カタチが、、、
これはマッタリなのか?
エヴァ?
エグ過ぎ。
ゲテモノ系は2年後とかに見ると
物凄く恥ずかしーからなー。
ちょっとやり過ぎ。
売れなさそー。

話は戻りますが、D&DEPARTMENTのサイトを見ていたら
期間限定でナガオカケンメイさんが直接質問に答えてくれる
期間限定ナガオカBLOG」 ってのをやってるみたいですよ。
要チェックです。

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2005年12月26日 (月)

構造家という仕事

4887062559フラックス・ストラクチャー
佐々木 睦朗

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今年の6月くらいに乃木坂のギャラリー間でやっていた、構造家 佐々木陸朗展を観に行って買った本。建築の学生だったころは構造計算とかぜんぜんダメだったけど、違う分野からみたらすごく興味深い。
そもそも、伊東豊雄さんのせんだいメディアテークをはじめ、SANNAの金沢20世紀美術館や磯崎新さんの北方町生涯学習センターなど、おもしろそうと思う建築の裏には佐々木さんが絡んでいることが多い。
売れっ子の建築家やデザイナーとかならなんとなく分かるけど、売れっ子の構造家ってどう違うのだろう?と不思議だったのだけど、本を読んで納得。建築家の意図するところを理解してかたちにする経験とセンス。「こういうことができるだろうか」という質問に対して、「そんなこともできるんだ!」という提案が返ってきたらやっぱりうれしいし、刺激になりますもんね。

本を読んでて思ったのが、パタンナーは建築でいうところの構造家に近い役割を担っているなー、と。絵型を立体におこしたり、トワル(模型)をパターン(図面)におとしたり。「ここが縮んでいるからこっちがつっぱってしまうので、ここをいせてまつりましょう」とか服の仕様(構造)を考えていると、構造家をすごくシンプルにしたもののように思えてくる。もちろんスケールが違うから、建築家=デザイナーとは言い切れないし、パタンナーよりも構造家の方たちのほうが何倍もの難しい知識を必要とするでしょうが。相手が建築家であれデザイナーであれ、クライアントであれ、イメージを共有できるようにできるだけひろい視野をもって、それをかたちにできる知識と経験がともなってこそのプロ、ですね。

さいきん構造問題でいろいろ波紋が及んでいますけど・・・
もちろんこうした大きな建築だけが建築でなく、ひとくくりに建築といってもピンキリなので現実問題いろいろあるとは思いますが、実際私たちに身近なのはいま問題になっているマンションだったり住宅だったりなので人ごとじゃないですね、ほんと。

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2005年12月22日 (木)

WITHOUT THOUGHT 7

risonare1デザインワークショップ WITHOUT THOUGHT 7 に参加しました。
このワークショップは、草創期から数えると9回目だそうで、ダイヤモンドマネージメントネーットワークがプロダクトデザイナー深澤直人氏をディレクターに迎えて、企業内部のデザイナー向けに開催されているものです。
講義があって課題がだされてデザインをする、ということを3回しました。それぞれ結構 短時間で対応していく感じ。その凝縮感がものすごく大変でもあり、けれど楽しくもありました。
自分にとってとても新鮮だったのは「オブザベーション」と「プロトタイピング」ということ。
オブザベーション=観察 については、深澤さんの著書「デザインの輪郭」の中でも語られていますが、デザイナーは日常生活の中での観察が大事、シーンを「創る」のではなく「探す」のが上手な人間であるはず、と。作り手が勝手なシーンや物語を創っても、それが使う人にあてはまららなければそのモノを使いたいとは思えないので、使い手であるみんなが共通に持っている「意識の中心」を探せ、ということでした。
概念としてはデザイナーが独りよがりなモノをつくっても意味がないとこを解っているつもりでいましたが、実際に自分の提案したデザインについて「これは意識の中心を探せたね」とか「全然ちがうな」とか言われて、ああ、まだはっきりとは理解できていないな、曖昧だな、それが解ったらよいデザイナーなんだろうな...などと感じました。
プロトタイピング=モックで表現すること とはそのままなのですが、かなり初期段階から紙、スチレンボード、スタイロフォームなどで簡単でよいからモックをつくって考えていきましょう、ということ。
ワークショップの中でもスケッチで提案することは一度もしませんでした。
このプロトタイピング、会社の仕事の中では初めについきれいな絵を描こうとしてしまう自分がいるので大いに反省。初期段階からモックで確認していくことは立体の製品をつくる私達にとってものすごく重要ですよね。
実際体験して大まかなモックであってもそれがあると、面のつながり、稜線Rの考え方など初期から意識していかれるのでとっても有効とわかりました。(早速業務にいかしています...。)

そうそう、会場は郊外のマリオベリーニ建築というところだったのですが景色がとてもきれいでした。

WITHOUT THOUGHT〈4〉
ごみ箱—WITHOUT THOUGHT〈5〉
COIN—WITHOUT THOUGHT〈6〉

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ひとつ上のアイディア。

4844321889ひとつ上のアイディア。
眞木 準

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ひとつ上のプレゼン。」に続く第2弾。

今回も多くの広告やデザインの第一線で活躍するクリエイターの
それぞれの手法を紹介しています。

「ひとつ上のプレゼン。」の時は
クリエイターそれぞれの言い方は違うが
中心の共通する部分がある印象だった。

が、今回の「アイディア」の方は
それぞれが言ってる事が違い過ぎて、
一気に読んで行くと、頭が混乱してくる。
「ひとつ前の人と、逆の事言ってるじゃん」って感じで。

クリエイターって言うのはクリエイトする事が本職であって
アイディアが、人と同じでは価値はなかったりします。
だからそれぞれ違うってのは当たり前かもしれません。

一方プレゼンってのは、アイディアのアウトプットの方法の一つでしかなく、
作業としてはクリエイティブって言うよりはスキルという感じですかね。

その違いが、この2冊にでているのではないでしょうか。

なので、「アイディア」の方は一日一人分づつ読む事をオススメします。

ちなみに「アイデア」じゃなくて、あえて「アイディア」ってなってるのは
逆から読んでも「アイデイア」という回文になっているという
編者の眞木準さんのアイディア。

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2005年12月19日 (月)

レーザーカットのクリスマスカード

raser
この時期になるとあちこちでクリスマスカードが売っていますが、今年はレーザーカットをほどこしたものを多く見かけます。このクリスマスリースとツリーのカードも繊細な細工と下の封筒の色が見える感じがなんともきれい。ここ最近レーザーカットはサム・バクストンのアルミの組立おもちゃ「micro series」やトード・ボンチェの花模様のランプシェードなんかにも使われていますが、初めはきっと精密機器の加工のための技術だったと思います。そういう技術を生活に身近な楽しいことに取り入れていくのっていいですね。
レーザーカットを使ってカレンダーを考えると12枚の紙の重なりでおもしろいかも…と言ったら友人がD-BROSの2005年のカレンダー「DECORATION」を教えてくれました。これは各月ごとにレーザーカットの層がついているようです。月別でなく12枚全てが透けて見えても楽しそう。
あとCDの中のブックとか。レーザーカットのブックを透かしてCDそのものが見えるようなジャケット。それがさらにお店で積まれて何層にもなったら建築模型の等高線みたいにおもしろいものになりそう。

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大西康明 展-呼吸星雲-

銀座のINAXギャラリーの大西康明展を見てきました。
暗室でブラックライト、蛍光色。
仕掛けはシンプルだが,
光と空間と時間を構成したカッコいー展示でした。

同世代の才能を目撃し、少し嫉妬してしまった週末でした。

↓大西さんの作品の映像あります。展示は24日土曜日まで。
大西康明 展

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2005年12月17日 (土)

行動主義 レム・コールハースドキュメント

4887062338行動主義—レム・コールハースドキュメント
瀧口 範子

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今年読んで面白かった本。
OMAというチームを率いて世界中でプロジェクトをすすめるカリスマ建築家レム・コールハースを追い掛けたドキュメンタリー本。とにかくすごいエネルギーが伝わってくる。
本の中で著者が「スタッフを率いて設計事務所を経営するというのは、ボスにはかなわないと思わせる何らかの優位性がないと成り立たないものではないか。コールハースのように圧倒的に知的に優れている、そうでなければ圧倒的にスケッチがうまい、圧倒的な構想力がある、仕事を取る手腕が圧倒的にすごい、などなど。もしそのような圧倒的能力に恵まれていない場合は、才能あるスタッフに気分良く働いてもらう社内潤滑剤としての圧倒的才能をもち合わせてなければならないだろう、たぶん。」というのはスケールの違いこそあれどんな会社にもあてはまるのでは、というか、そういうボスのもとで働らいていきたいと納得。
またコールハースは様々な分野の人間を巻き込んでプロジェクトをすすめ、それらをまるで作曲家のようにまとめたり組み合わせたりし、どんな小さなプロセスにも関わって自ら最終決定を下していく。長年彼と組んで仕事をしてきたペトラ・ブレーゼ(デザイン事務所「INSIDE OUTSIDE」主宰。インテリア、ランドスケープ、展覧会デザインなど手掛ける)曰く、「コールハースはわれわれの職能に疑問を投げかけます。それは疑いをもっているからではありません。彼との共同作業においては、自分の職能が到達できるぎりぎりのところを試されるということです。それはまた、自分の領域の知識をもっとも魅惑的なプロジェクトに投入できる自由があたえられることでもあります。だからOMAと仕事をすればするほど、自分の仕事が何であるかが明解にわかり、豊かなものが生み出せるようになる。(中略)もっと自由になり、もっと自分の職業に挑戦し、いろいろな領域の違いや境界線を超えられるようになる。」・・・とても刺激的な環境です。
なにより読んでてコールハースの超人的な日常(?)に脱帽。でもそんな話に巻き込まれ、今年の始めくらいに一気読み。分野が違うからかもしれないけど最近改めて読んでやっぱりおもしろい、と。いろいろな角度からの視点を必要とし、常に新陳代謝をくり返していくのは建築に限らずだと思うので、結構どの分野のひとにもおすすめしたい本です。

レム・コールハース  建築家・思想家・脚本家。
1975年OMA(Office for Metropolitam Architecture)設立。文化施設クンストハル、ボルドーの家、シアトル公立図書館、ニューヨークのプラダなど様々な規模のプロジェクトを手掛ける。1995年にハーバード大学教授に就任。2000年リサーチ組織AMO設立。巨大プロジェクトである中国のCCTVが2008年竣工予定。

マンハッタンの成り立ちをゴーストライターとして解き明かしたデビュー作

4480085262錯乱のニューヨーク
レム コールハース Rem Koolhaas 鈴木 圭介

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メディアに強い関心をもち、リサーチ組織AMOやプロジェクトがすすむごとにブックレットを作っていくOMAならではの作品集
1885254865S,M,L,Xl
Rem Koolhaas

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8495273519Mutations
Rem Koolhaas Stefano Boeri Sanford Kwinter

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4900211532OMA@work.a+u—レム・コールハース
レム・コールハース

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2005年12月15日 (木)

原研哉「Ex-formation」

4120036855Ex‐formation四万十川
原研哉ゼミ

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情報社会をどう乗り越えるか、 いかに情報の取捨選択、整理をするかが 今の情報社会の命題です。

その答えはGoogleのAdSenseのように
機械的に情報にフィルターをかける方法があると思う。

また、人的に情報をセレクトして提供してくれる情報コンシェルジェという方法もあるらしい。

FILINGでは原研哉さんは情報との向き合い方を語っておられた。

そして新刊の「Ex-formation」では、
そう言った情報との関係ではなく
より根源的な話、「知る」とはについての研究がなされています。

情報に向き合う前に
「知る」という行為の意味を考えさせてくれる本です。

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2005年12月13日 (火)

秋田道夫さん講演2

akitasan0土曜日にプロダクトデザイナーの秋田道夫さんのセミナーに参加しての詳細を。秋田さんは有名な方ですが、whiteboardでもそうであるようにトークでも「これのここがよい」とか「これのここはダメ」とはっきり言っておられて、鋭く楽しい講演でした。例えばGood Design Awardについて「もっと本当に吟味して受賞点数を50点くらいにしぼってよいのではないか」とか。
また秋田さんご自身のデザイン哲学みたいなものも非常に興味深いものでした。大学時代にデザインしたというToolBoxやバス、大学卒業後デザイナー1年目にデザインしたというオーディオから最近のお仕事であるコーヒーメーカーや1本用のワインセラーまで、実例を交えながらその考え方の道筋や着眼について語られていましたが、特に印象に残ったのが縦横のレイアウトが自由にできる信号機のデザインについて話をされていた時の「機能を考えていたらそれが造形につながった」という言葉。そのモノの機能をきちんとよいカタチ("よい"とは視覚的にも、触覚的にも、使用感も、美的にも、広い意味で)につなげることがプロダクトデザイナーである、と。私はこれがきちんとできているんだろうか、と不安にもなりますが…。
それと「先生よりも同級生が先生」という言葉も聞かれました。同世代の、似たような位置にいる人間の方がシビアな目で意見してくれるからおおいに参考にせよ、と。これは同世代デザイナーの集まりである「デザブロネット」にとっても意義深い...。学生の頃に「自分のような消えゆく者にほめられたからって喜ばないでねー」と言っていた先生を思い出しました。
当日は大変恐縮ながら秋田さんより「デザブロ」についてコメントもいただきました。「せっかく匿名性のあるメディアなんだからもっとアグレッシブに言わなきゃ。まだまだ迎合的ですよ。ぴよぴよっとしているかな」だそう。でも励みになりました。来場者には秋田さん直筆(本当に毛筆)のおみやげもあり、充実していました。一見厳しいようで、でもお酒を交えてお話できたらもっともっと楽しいんじゃないかというそんなお人柄が垣間見えました。

今月のNIKKEI DESIGNの特集「デザインでひっぱる商品企画」にも例のワインセラーの開発事例がでています。

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2005年12月11日 (日)

ナガオカケンメイ@トップランナー放送

NHK教育でトップランナーのナガオカケンメイさんの回が放送されました。
収録を見に行きましたので内容は知っていたのですが面白かったです。

放送ではバッサリいかれてましたが、質問コーナーで
10月までやっていた渋谷ロフトでのD&DEPARTMENTの企画意図を聞きました、
「場所を変えるだけで価値が変えられる事に興味がある」ってお答え。
ロフト内セレクトショップというコンセプトって感じですかね。
新たにモノを作らずに、新たな価値を与える。
まさにナガオカケンメイって感じです。


10月までの企画だったのでカットやむなしって感じです。

まあ緊張して顔がこわばっていたので、
ほっとしたような、ちょっと残念なような。

見てない人は再放送もあるので。
12月15日(木)24:00からNHK教育です。
http://www.nhk.or.jp/tr/

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秋田道夫さん講演1

AERA DESIGN 「ニッポンのデザイナー100人」プロダクトデザイナー・秋田道夫さんの講演に参加いたしました。秋田さんのブログ「Whiteboard」もとてもおもしろく拝見しているのですが、やはりライブは情報量が違いますね。言葉だけでなく、空気も伝わるから。

会場はAXISで、15時スタートだったのですが、実はその直前に1F のLiving Motifで書籍コーナーにいる秋田さんを発見。長身ですらりとした雰囲気というかそのたたずまいがまず普通ではない感じ。よく「家具が空間をつくる」みたいなことがありますが、「人も空間をつくる」んですね。さて15時からのお話がまた興味深かったのですが詳細は後ほど。

whiteboard

藤崎圭一郎さんのブログ

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2005年12月 9日 (金)

公共のデザイン:駅の改札ゲート

1220627横浜市内のとある駅で変わった改札ゲートを見ました。入るためのゲートと出るためのゲートが、奥と手前に2m程ずれています。なるほど。入る人と出る人の動線の混乱を少しでも分けようというレイアウトですね。うまいなあ。と思ったのもつかの間、利用者はどちら側から利用しても、必ず左側の奥の改札口を使うように設定されている…。なぜだろう?駅では階段等もたいてい左側通行なので左側利用なのは理解できる。でも手前と奥では手前にある方をつい利用ようと考えないだろうか。stationgate左側3つのゲートが手前にある方が使いやすいのでは…?なんて思うわけです。ちょうど12月15日号の雑誌PENが「公共のデザイン」という特集。不特定多数の人が使うものだからこそ、よく考えられた、けれどさりげないアイディアがこめられているんだろうな、きっと。

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2005年12月 1日 (木)

ドイツ写真の現在 トーマス・デマンド

bathroom竹橋の国立近代美術館でやっている「ドイツ写真の現在」という展示を見ました。今年はドイツ年ですね。写真のことはよくわからないのですが「光の芸術」とか「瞬間の美」とかいう印象は漠然と持っていました。ドイツ人作家10人の出展でどれも精巧かつどこか静かで、印象深い展覧会でしたが、その中のトーマス・デマンドという作家の作品、びっくりしました。
彼の作品はどれもちょっと彩度の高い、けれど無人の室内を被写体としていました。整然、静寂、でもどこか不気味。近づいてよく見ると被写体のすべては紙で製作されているのです!パンフレットの解説を見ると「原寸のペーパーモック」とありました。しかもモチーフの室内はそれぞれドイツの歴史的事件の現場を再現しているそうな。例えば「浴室」はある大統領の浴室での変死事件を、空港のX線チェックゲートのような「ゲート」は猟奇連続殺人事件のとある瞬間を。ドイツ人が見ると「あ、あの事件だ」と当時の報道写真が浮かぶような、そんな場面を再構築しているようです。 gateこれまではある偶然の一瞬を切り取るのが写真作品で、その偶然をつかまえることに優れた人が写真家と思っていましたが、そうではないんですね。切り取る瞬間は偶然ではなく、作家によってかなり意図的に"つくられた"ものなんだと感じました(構図決定であれ、紙モックという方法であれ)。他にもロレッタ・ルックスという作家は被写体である「子供」と「背景」をデジタル処理で分けて仕上げることでつくりこんでいたり、アンドレアス・グルスキーという作家は「圧倒的な数」をトコトン追求した作品を見せていました(牧場の牛々とか駅の人とか)。写真も絵画と同じで意図的にゼロから構成されている、細部まで必然的なものなんですね。デザインもそういうものだと思います。

0870700804Thomas Demand
Roxana Marcoci Thomas Demand Jeffrey Eugenides

Thomas Demand: Phototrophy
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