WITHOUT THOUGHT 7 レセプション
DMNと深澤直人さん、そして企業のデザイナーによるワークショップ WITHOUT THOUGHT 7 のレセプションに行ってきました。自分も展示に参加している側なので、初めて見る人の目にはこの展示がどう映るのか気になって、色々な人と話してみました。入場は自由なのでデザイナーだけでなく様々な人がいて、雑誌編集の方や学生さんとも話ができました。今回のテーマは「朝食」。前回の「コイン」やさらに前の「ごみ箱」に比べるとテーマとしては広い。「朝食」というテーマに対して深澤さんが途中おっしゃって印象深かったのが「このテーマだといろんな製品がデザインできるよ。でも朝食の平和で、あたたかい、そういう感じをデザインしてね。」という言葉。DMやカタログには必ず英訳がついて「朝食」は「Breakfast」となる。「朝食」はダイレクトに「朝の食事」。一方「Breakfast」は「夜中の断食(=fast)を破る(=break)」という意味だそう。私は初め「朝食」と「Breakfast」ってちょっと違うものかもしれないなぁ、なんて思いました。淡々とわりと静かに食べる食事と、「破る」って感じのアグレッシブな何か。でも6日に一同が会した展示作品を見て、また来場者から「楽しい」とか「かわいらしい」という感想をいただいて、「平和で、あたたかい感じ」は朝食であっても、Breakfastであっても、Petit dejeuner(仏語の朝食、直訳は小さな昼食...)であっても、共通のものなんじゃないかと思いました。朝の、1日の始まりの気持ち。晴天でも雨でも「今日も1日がんばらなきゃなー」という気持ち。私たちはそういう「気分」をその時代の素材やテクノロジーでつくる職業、なんでしょうね多分。レセプションの挨拶で深澤さんは「このワークショップを毎年開くのはアイディアに際限がないことを証明したいから」と言っていました。同じ顔の人間がいないようにアイディアのカケラも無数に散らばっているってこと?でしょうか。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)


最近のコメント