オランダ建築紀行1 コールハース編
さてさて1月のオランダ旅行の事を今更。
主役はレム・コールハース。
建築に疎い私でも名書と名高い「S,M,L,XL」など
何かと耳にする建築家の名前だ。
オランダを一緒にまわったAA*出身の友人曰く、
建築の学生はコールハース建築をバイブルにしているのだそうだ。
(*AA…コールハースの母校でもある建築の学校)
しかし全く持ってコールハースがどんな建物を作っているのか
知らなかった私は、とりあえずついていくだけと言った感じ。
ロッテルダムのクンストハルとユトレヒトのエデュカトリアムに行きました。
どちらもスロープ使いが特徴的で、曲面の壁があったり
建築素材がちょっと変わってたりと、なかなか面白い感じでした。
ただ、なんでそんなにコールハースが盛り上がっていて
バイブルと呼ばれるまでの事なのかはさっぱりわかりません。
これじゃブログネタにもならないと思い、
日本に帰ってからコールハースの本を読みました。
(行動主義―レム・コールハースドキュメント)
文字情報からスゴさを知ろうと思いまして。
で、やっと読み終わったので、今こうして
コールハースの事を書こうとしているわけです。
しかし読んだ所で、見て来た建物の事はやっぱりわかりません。
建物を見るだけ、本を読むだけでは
コールハースのスゴさはわからないという事がわかりました。
そのスゴさはコールハースのプレゼンをクライアントとして
聞くのが一番みたいです。
プレゼンがスゴいらしい。もちろんプレゼン時だけの話ではない。
元々ジャーナリストのコールハースは
建築事務所OMAとは別にAMOというリサーチ会社を作ってしまうほど
調査を徹底的にしていたり、政治的な部分に興味があったりと
いわゆる建築家と考えられている人種を遥かに超えた超人のようです。
伊東豊雄曰く「建築的でないところが、彼の魅力のすべて」らしい。
いままでの建築的にはかなりめちゃくちゃな事をやってるようです。
ダイヤグラム(グラフ等)がそのまま立ち上がったような建物を
作っちゃってたりするらしい。
喋りもスゴいらしく、クライアントが「ほおー」ってなって
実現化していくらしい。
そして、絶えず新しい事にトライしているので、
いくつもコールハースの建物を見ても
コールハースっ「ぽさ」「らしさ」ってのはわかんないのかも。
コールハースの設計物を見に行くってのは
建物を設計した時点での、コールハースの思想の
冷凍保存状態を見る感じなんですかね。
私みたいにそこの背景を知らずにふらーっと
見に行ったところで魅力はわかんない。
しっかり背景を調べてから見に行くべきでした。
後の祭りですけどね。
「発見するのを仕事としている」
本の最後の方にあった言葉。
クリエイティブとはこういう事なのかも。
しかもリサーチの重要性も感じる言葉。
このフレーズこそ「ザ・コールハース」。
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