Dの情熱
昨日の情熱大陸は皆さんご覧になったでしょうか?
勝手に心の師と思い込んでいるナガオカケンメイさん。かなり刺激いただきました。
「最近のデザイナーは完全に遊んでますよね。こんなの作っちゃいましたって。そういうの許せない」
と言い切るナガオカさんは相変わらず尖っててステキでした。あの笑顔の裏にある頑固さが垣間見えた瞬間でしたね。
僕も「許せない」とまでは言わないけど、最近デザインでときめくってことはなくなりました。(それがデザインをテーマにしたこのブログが止まってしまた最大の理由です)
ナガオカさんがやってることがデザインかどうかはわかんないけど、彼の一連の活動がデザインであるとすれば、やっぱデザインはステキだな〜とシミジミ思いました。今更ながら放送を見てロングライフデザイン=「残るべくして残ったモノ」という意味でのグッドデザインだと気づかされました。長い間使われてるんだから、長くつかわれる理由がある。「一過性でない」「ファッションでない」デザインにある存在意義を感じました。
そしてもう一つのキーワードである「地方」。これもまた僕の興味のど真ん中であり、D&DEPARTMENTから目が離せない理由のひとつ。全国に住みたくなるステキな場所がドンドン増えれば、きっとハッピーな日本になるに違いない。ナガオカさんやっぱいいわ〜。
さて、最近の経済ニュースで(特に車とかだけど)「20〜30代にモノが売れなくなった」と嘆くメーカー担当者の姿を目にすることがあります。年齢のせいか景気のせいかはわからないのだけれど、僕自身ここ何年は「欲しいモノ」ってのがなくなりました。
そんなニュースを見ると僕だけじゃなく、そういう時代、そういう世代なのかなと思い、モノを売る時代ではないのかな〜と、思う事があります。そういう事を思っている時にナガオカさんの「デザイナーは遊んでる」って言葉にドキッとしたわけです。モノが満ち足りて、次に質を求め「ホンモノ」思考があったりしたんだけど、ホンモノも溢れてくると、「もう遊ぶしかないよね」とデザイナーをバリバリしてた頃の自分は思うわけです。
で話をはしょっちゃうけど、モノの時代ではないのかなと、思うわけですよ。じゃあ何って?わかんないけど経験かな。ホンモノは所有しなくても、ホンモノの場所でホンモノを使い、ホンモノの時間を過ごせればいいのかな〜と。物販じゃない。D&Dは物販をやってるけど、価値観を売ってる感じですかね。
良い刺激もらいました。明日も頑張ろ。
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コメント
>D&Dは物販をやってるけど、価値観を売ってる感じですかね。
こりゃすごくナットク!
そこにお金を払うひとがたくさんいるわけですなー。
投稿: 早朝バズーカ | 2008年6月17日 (火) 12時17分
>早朝さん
物欲や所有欲を当てにした良いモノ作りって時代ではないと思い。「そこ」にお金を払う人も、さらに時が進めば、「そこ」にさえお金を払わなくなる気がします。
投稿: デザブロ | 2008年6月17日 (火) 23時48分