またMacの話ですが、どうも今回の発表は短期的に見ると、あまり喜ばしい出来事ではないようです。
外観はそのまま、OSもそのまま、チップがIBMからIntelに変わっただけです。外も中もほぼそのままで、脳みそだけが変わっただけでした。
従来のアップデートとそんなに変わらないねと思ってました。
「ニューデザインがでなくて残念」ぐらいに思ってました。
が、だまされてました。
アップルいつも新製品の度に、新しいデザインを提示していました。
今回はパソコンの脳みそが変わるんだから大ゴトです。
車だったらフルモデルチェンジ、人間だったらもう別人です。
なのになぜカタチを変えなかったんでしょう?
実は「変えなかった」ことに今回のアップルの思惑があったのです。
普通、どの業界でも新製品はデザインで新しくなったと思わせようとします。
車のマイナーチェンジが良い例で、エンジン変わらず、グリルまわりだけ変更して、ニューモデルとして市場に投入されます。
今回のアップルは新製品なのに今までと同じデザイン。
デザインが売りのアップルなのになぜ、、、
それは、むしろ変わってないと思わせたかったのです。
かつて、OS9からOSXに移行したとき、それまでのアプリケーションはOSX上でOS9(Classic)を立ち上げ、その上にそれぞれのアプリケーションを立ち上げていました。だから、それまでのアプリケーションを使うと、実際は古いOS9より新しいOSXの方が遅くなってました。
ユーザーはしょうがなくOSX対応のアプリに変えていったのでした。
そして、今回のIntelMacにも、その時と同様の事が行われています。
IntelMacでは、これまでのアプリケーションはOSX上で「Rossetta」というシステムの上で動きます。
Classicの時と同じような事態です。
なんと、そうするとG5よりも遅くなるのです。
じゃ、「スピードが従来品の2倍」ってのは?
スペック的な話なので嘘ではないでしょうが、実際はIntelMacで動くユニバーサルアプリが出てからの話です。
そう考えると2倍速くなるというトピックも、アプリを買い替えなければいけないというネガティブポイントを隠すためのカモフラージュに思えてきます。
だからこそ、外観もOSも変えず、一見アップデート程度、あたかもこれまでと同じMacだと思い込ませたかったのです。
アプリケ−ションを買い替えなきゃいけないというネガティブポイントを隠すために。
さすがデザインで売ってる会社です。
「デザインを変えない」のもアップルのデザイン戦略だったのでした。
汚すぎます。
そう言えば、ちょっと前にOSXに移行させるキャンペーンをしつこくやってましたが、OSX用にアプリケーションをやっと揃えた頃の今回の変更。
辛すぎです。
ちなみに、アップル派だったにも関わらず、あっさりと切り捨てられたDTP業界ではフォントを全部変えるのに莫大なお金がかかるので、業界ごとOS9に取り残されてました。なので、今回の件は全く関係のない話でした。
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